結論: Shopifyで商品ごとに送料を変えるには、その商品だけを含むカスタム配送プロファイルを作成し、プロファイルの中で配送エリアと配送料を設定します。すべての商品には、全商品に自動で適用される一般の配送プロファイルが標準で備わっており、商品をカスタムプロファイルに移さない限り一般の送料が使われます。カスタム配送プロファイルは最大99件まで作成できます。
この記事の要点
- 配送プロファイルには、全商品に適用される一般の配送プロファイルと、商品ごとに作るカスタム配送プロファイルの2種類がある
- 冷凍品や大型商品など送料を変えたい商品は、専用のカスタム配送プロファイルに追加する
- カスタム配送プロファイルの中で、配送エリアごとに配送料を設定する
- 配送プロファイル内で、1つの国・地域が入れられる配送エリアは1つだけ
- カスタム配送プロファイルは最大99件まで作成できる
Shopifyの配送プロファイルとは何ですか?
配送プロファイルは、特定の商品とロケーションに対する配送ルールをまとめた設定です。商品に基づいたルールで送料を決めたり、発送元と発送先の組み合わせによって送料を変えたりできます。
各Shopifyストアには、全商品に適用される一般の配送プロファイルが標準で備わっています。既存の商品と新しい商品は、すべてこの一般の配送プロファイルに自動で追加されます。商品ごとに異なる送料が必要なときは、その商品を対象にしたカスタム配送プロファイルを最大99件まで作成できます。商品またはバリエーションがどのカスタムプロファイルにも含まれていない場合は、一般の配送プロファイルの送料が使われます。
商品の価格設定とあわせて配送の設定を見直す場合は、Shopifyで商品価格を税込表示にする方法|日本の消費税の設定手順も参照してください。
冷凍品や大型商品だけ送料を変えるには、どうすればいいですか?
送料を変えたい商品を、その商品専用のカスタム配送プロファイルに追加します。冷凍品や大型商品のように送料が違う商品だけを別のプロファイルに分けると、ほかの商品とは異なる送料を設定できます。
より高額な配送オプションが必要な壊れやすい商品についても、同じ考え方で専用のプロファイルを作り、他の商品とは異なる送料を請求できます。
新しいカスタム配送プロファイルを作るときの流れは、次のとおりです。
| 順番 | 内容 |
|---|---|
| 1 | 新しいカスタム配送プロファイルの名前を入力する |
| 2 | 送料を変えたい商品を選んで、このプロファイルに追加する |
| 3 | 商品を発送する場所(フルフィルメントロケーション)を確認する |
| 4 | プロファイルの中で配送エリアと配送料を設定する |
他のカートからShopifyへ移行する場合、商品データを移したあとに配送プロファイルを設定します。データを移す順番は、他のカートからShopifyへ移行する手順|データを移す順番とやり方の選び方で説明しています。
カスタム配送プロファイルの配送エリアと配送料は、どう設定しますか?
配送プロファイルを作ったら、プロファイルの中で配送エリアと配送料を設定します。配送エリアは、ヨーロッパや北米のように、送料を適用する国や地域をまとめたものです。各エリアの中に、チェックアウト時にお客様が支払う送料を決める配送料を作成します。
定額の送料を設定する手順は、次のとおりです。
| 順番 | 操作 |
|---|---|
| 1 | 管理画面から[設定]>[配送と配達]の順に移動する |
| 2 | 配送プロファイルセクションで、設定するプロファイルをクリックする |
| 3 | 配送エリアセクションで[エリアを作成]をクリックし、エリア名を入力する |
| 4 | 地域セクションで対象の国・地域を選択し、[完了]をクリックする |
| 5 | 配送オプションを追加する配送エリアで[配送オプションを追加]をクリックする |
| 6 | 名前フィールドに配送オプションの名前を入力する(チェックアウト時にお客様に表示される) |
| 7 | 料金タイプのドロップダウンメニューから[定額]を選択する |
| 8 | 価格フィールドに金額を入力する(送料を無料にするには空欄のままか0と入力する) |
| 9 | [完了]をクリックしたあと、[保存]をクリックする |
料金タイプのドロップダウンメニューで[注文金額]や[重量]を選ぶと、注文金額や商品の合計重量の範囲ごとに送料を変えられます。重量ベースの送料を使う場合は、対象の商品すべてに重量の値を設定しておく必要があります。正確な重量情報がないと、チェックアウト時に送料が正しく計算されません。
Shopifyで設定できる送料の種類にはどんなものがありますか?
Shopifyでは、一定料金・注文金額・重量・配送業者またはアプリによる計算済み配送料の4つから送料の種類を選べます。どの種類でも、条件を満たした注文には無料配送を追加できます。
| 種類 | 内容 |
|---|---|
| 一定料金 | すべての注文に対する一般的な一定料金。価格を設定し、0または空欄にすると無料配送になる |
| 注文金額 | 注文金額の範囲ごとに異なる送料を設定する |
| 重量 | 商品の合計重量の範囲ごとに異なる送料を設定する |
| 配送業者またはアプリによる計算済み配送料 | UPSやFedExなどの配送業者が、重量・寸法・配送先などに基づいて送料を決める |
冷凍品や大型商品には、重量や注文金額の範囲で送料を分ける設定が向いています。商品の重量や寸法によって配送業者の料金が大きく変わる場合は、配送業者による計算済み配送料を使うと、配送ラベルの購入時に実際にかかる金額に近い送料をお客様に請求できます。
注文金額の範囲ごとに送料を変える場合の例は、次のとおりです。
| 注文金額 | 配送料 |
|---|---|
| 0〜100.00米ドル | 24.99米ドル |
| 100.01〜200.00米ドル | 9.99米ドル |
| 200.01米ドル以上 | 0米ドル(無料) |
重量の範囲ごとに送料を変える場合の例は、次のとおりです。
| 注文の合計重量 | 配送料 |
|---|---|
| 0〜0.99ポンド | 4.99米ドル |
| 1〜4.99ポンド | 9.99米ドル |
| 5〜9.99ポンド | 19.99米ドル |
いずれの範囲でも、最上位の段階の最大値を空欄にしておくと、想定より大きい注文や重い注文が送料の設定範囲から外れて、チェックアウトで配送エラーになるのを防げます。
複数の配送プロファイルの商品を一緒に注文したとき、送料はどうなりますか?
注文に複数の配送プロファイルの商品が含まれている場合、Shopifyは各プロファイルで適用される注文金額ベースの送料を、合計の金額に応じて組み合わせて表示します。
たとえば、50米ドルを超える注文を対象にした5米ドルの送料が2つのプロファイルでそれぞれ設定されていると、両方のプロファイルの商品を含む55米ドルの注文では、チェックアウトで10米ドルの送料が表示されます。
重量ベースの送料を組み合わせる場合は、各商品の重量に適用される送料に、商品ごとに加算されるストアのデフォルトパッケージの重量を含めて計算します。冷凍品や大型商品を専用のプロファイルに分けたときは、ほかの商品と一緒に注文された場合の送料の組み合わせ方もあわせて確認します。
大型商品の送料を配送業者の料金に合わせるには?
大型商品や重い商品は、箱の寸法や配送先によって配送業者の料金が大きく変わるため、配送業者またはアプリによる計算済み配送料を選ぶ方法もあります。配送業者は荷物の重量や配送先から送料を決めます。
配送業者が送料を決める際には、配送元・配送先・荷物の重量・荷物の価値・梱包箱の寸法・容積重量・要求された配達スピードが使われます。
設定の手順は、次のとおりです。
| 順番 | 操作 |
|---|---|
| 1 | 管理画面から[設定]>[配送と配達]の順に移動する |
| 2 | 配送プロファイルセクションで、設定するプロファイルをクリックする |
| 3 | 配送オプションを追加する配送エリアで[配送オプションを追加]をクリックする |
| 4 | 料金タイプのドロップダウンメニューから[配送業者またはアプリが計算]を選択する |
| 5 | 配送業者とアプリを選択し、表示する配送サービスを選ぶ |
| 6 | 必要であれば、手数料セクションで配送業者の料金に追加する金額や割合を入力する |
| 7 | [完了]をクリックしたあと、[保存]をクリックする |
この方法を使うには、商品に正確な重量を入力しておく必要があります。重量が正しくないと、チェックアウト時の送料が実際の配送料と合わなくなります。
同じ国を複数の配送エリアに入れることはできますか?
できません。配送プロファイル内のロケーションのグループにおいて、特定の国や地域を複数の配送エリアに含めることはできません。別の配送エリアに追加するには、先にもとの配送エリアからその国・地域を削除する必要があります。
また、送料を設定する国に販売する場合は、その国がアクティブなマーケットに含まれている必要があります。新しい国の配送エリアを追加するときは、先にその国を含むマーケットを追加してアクティブにしてから、送料を設定します。非アクティブなマーケットに属するお客様は、対象の国に送料が設定された配送エリアがあっても注文できません。
カスタムプロファイルの商品だけに無料配送を提供できますか?
できます。特定の商品にだけ無料配送を提供する場合は、その商品を含むカスタム配送プロファイルを作成し、プロファイルの中に無料配送を提供する一定料金の配送料を作成します。
特定のお客様にだけ無料配送を提供したい場合は、商品側ではなく無料配送のディスカウントを作成し、お客様がチェックアウトでディスカウントコードを入力する方法を使います。
配送料の設定は、公開した後も注文状況を見ながら見直す運用改善の対象です。公開後の運用習慣は、リニューアル後に成果を出す企業がやっている運用習慣で説明しています。
関連記事
よくある質問
通販サイトのご相談は、今村 紅が無料でお受けします
商品ごとに送料を変える設定や、配送プロファイルの見直しについてもご相談いただけます。初回の打ち合わせは無料で、オンラインで1時間から1時間半ほどです。「通販を始めるか、まだ決めていない」「Shopifyにするか、今のサイトを直すか迷っている」「何にいくらかかるかを先に知りたい」といったご相談もお受けしています。