「LINE 公式アカウント 集客」から考える、ECサイトの集客改善ステップ

「LINE 公式アカウント 集客」から考える、ECサイトの集客改善ステップ
今村 紅

この記事の著者・監修者

今村 紅(こころんらぼ代表)

ECサイト構築・運用支援を専門とする「こころんらぼ」代表。
Shopifyを活用したオンラインストアの新規立ち上げからリニューアル、公開後の運営サポートやマーケティング施策まで幅広く対応。
特に「成果を上げる導線設計」「ブランドの世界観を伝えるデザイン」「継続的に成果を伸ばす運用体制づくり」に強みを持つ。
食品・アパレル・雑貨・BtoB事業など、多様な業種のプロジェクトを手がけ、事業の成長を支援している。

こんにちは!こころんらぼの今村です。

「LINE公式アカウントで集客できる?」とよく聞かれますが、正確には「新規集客」ではなく「リピーター施策」で効果を発揮するツールだと考えています。

ECサイトの集客改善を考える上で、LINE公式アカウントはとても重要な役割を果たします。今回は、LINE公式アカウントを活用したリピーター施策と、ECサイトの集客改善ステップについて解説していきます。

LINE公式アカウントでできること

LINE公式アカウントの最大の魅力は、リピーター施策に活用できることです。具体的には以下のような使い方ができます。

購入後のフォロー(サンクスメッセージ)

商品を購入してくれたお客様に、サンクスメッセージを送ることで感謝の気持ちを伝えることができます。そして、次の購入につなげるためのクーポンやポイントカードなどを同封することで、リピート購入を促すことができます。

クーポンやポイントカードで再購入を促す

定期的にクーポンやポイントカードを配信することで、お客様の購買意欲を喚起することができます。特に、誕生日クーポンなどはお客様に喜ばれる施策です。

セグメント配信で関係性を深める

購買履歴やアクション履歴に応じてセグメント分けをし、きめ細かい配信を行うことで、お客様一人ひとりとの関係性を深めていくことができます。

このように、LINE公式アカウントは新規集客ではなく、リピーター施策に非常に有効なツールなのです。

なぜLINEだけでは売上が伸びないのか

では、なぜLINE公式アカウントだけでは売上が伸びないのでしょうか。

その理由は2つあります。

1つ目は、新規集客が不足していることです。リピーター施策は土台がなければ効果が薄れてしまいます。新規のお客様を獲得できなければ、リピーター施策も十分に機能しません。

2つ目は、サイト自体に改善余地があるということです。たとえば、サイトのデザインや導線、商品の訴求力などに課題があれば、リピーター施策を行っても効果が限定的になってしまいます。

つまり、LINE公式アカウントを活用したリピーター施策は非常に重要ですが、それ以前に新規集客とサイト改善を行う必要があるのです。

ECサイト集客改善ステップ

では、ECサイトの集客改善ステップはどのようになるでしょうか。

  1. 新規集客(広告・SEO)
  2. サイト改善(デザイン・導線・商品訴求)
  3. リピーター施策(ここでLINE公式アカウントが活躍)

この3つのステップを順番に実行していくことが重要です。

まず、新規集客として広告やSEO施策を行い、サイトへの流入を増やします。次に、サイトのデザインや導線、商品の訴求力などを改善し、購買率を高めていきます。そして最後に、LINE公式アカウントを活用したリピーター施策を行うことで、売上を最大化していくのです。

広告やリピーター施策を組み合わせることで、より効果的な集客が実現できます。新規集客とリピーター施策のバランスを取りながら、全体の最適化を図っていくことが重要です。

まとめ

今回は、「LINE公式アカウント 集客」から考えるECサイトの集客改善ステップについて解説しました。

LINE公式アカウントは新規集客ではなく、リピーター施策に非常に有効なツールです。しかし、それ以前に新規集客とサイト改善が必要不可欠です。

ECサイトの集客改善ステップは、1. 新規集客、2. サイト改善、3. リピーター施策の3つのステップで進めていくことが重要です。

広告やリピーター施策を組み合わせることで、より効果的な集客が実現できます。新規集客とリピーター施策のバランスを取りながら、全体の最適化を図っていくことが重要です。

LINEは集客ツールではなく「顧客育成・再購入促進のツール」だと考えています。新規集客との組み合わせで初めて売上が伸びるのです。

ECサイトの集客改善には、運用改善の全体設計が重要になります。ぜひ参考にしてみてください。

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