商品と人の魅力を伝える写真づくりの現場
撮影を担当した一日
昨日は、ディレクターとして進めているECサイトの撮影でした。
事前準備から撮影当日、そして撮影後のフォローまでを担当し、「商品の魅力をどう伝えるか」 に徹底的に向き合いました。
撮影の流れ
今回の撮影は、サイトで扱う食品を中心に進めました。
撮影指示書をもとに、次のようなカットを計画的に押さえています。
- 製造過程:職人の手仕事や工程の丁寧さを伝える
- 調理中の様子:温かさや香りが伝わる瞬間を撮影
- 盛り付けカット:お皿にのせた美しいビジュアルで商品価値を引き立てる
- 実食シーン:美味しそうに食べる笑顔が商品の信頼性を高める
- 店舗・ご夫妻の写真:ブランドの「顔」となる存在を紹介
- 家族団らんの食卓風景:店主のお孫さんも参加し、商品を囲む和やかな時間を演出
写真1枚ごとに「誰に何を伝えるか」を意識しながら進行しました。
ディレクションで意識したポイント
撮影はただ進めるのではなく、目的とターゲットを見据えて調整する作業です。
- サイトの目的・ターゲットを常に頭に置く
- 撮影指示書で漏れがないか逐一確認
- カメラマンと構図や雰囲気をその場で調整
- 和やかな空気を作り、自然な表情を引き出す
- 対面の機会を大切にし、日頃の感謝もお伝えする
また、合間にはSNS運用やロゴ活用など、今後の展開についても軽くお話しすることで、プロジェクト全体の方向性を共有できました。
撮影後のフォロー
撮影が終わっても、ディレクションは続きます。
- チャットでの御礼とフィードバック共有
- 今後の作業スケジュールを再度整理
- 撮影した写真をECサイトに反映する準備
- 撮影指示書を振り返り、次回に向けて改善
すべての撮影が3時間で完了し、充実した時間となりました。
サイト公開に向けて
いよいよECサイト構築も大詰めです。
今週中に新しい写真へ差し替えを進めつつ、Shopifyの各種設定を再度確認していきます。
「写真」は商品を売る上で欠かせない要素です。
どれだけ機能的なサイトを作っても、写真が弱ければ商品の魅力は半減してしまいます。
逆に、商品や人の想いを伝える写真は、ECサイト全体の信頼性を飛躍的に高めます。
まとめ
今回の撮影を通じて改めて感じたのは、「ECサイトは商品を売るだけでなく、ストーリーを伝える場である」 ということです。
- 制作過程や人の姿を見せることで信頼を得る
- 商品写真を工夫することで価値を正しく伝える
- 食卓風景などのイメージカットで購買意欲を後押しする
こうした撮影ディレクションの積み重ねが、成果の出るECサイトを支える大切なプロセスです。
お客様の大切な商品を、より多くの方に知っていただけるよう、最後まで責任を持って制作を進めてまいります。